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定期演奏会を終えて…指揮者村上先生から

長年にわたり、はだこんの指揮をしてきた村上寛樹先生に感想を伺いました。

 

秦野混声合唱団ブラボー!

秦野混声定期演奏会を終え、ホットした部分もありますし、達成感もあります。

今回の定期演奏会は自分自身にとって色々な想い、出来事があり精神的にどのように自分らしさを無くすため努力致しました。

モーツァルトの「魔笛」の中の水と火の試練。島倉千代子さんの「人生いろいろ」ではないですが本当にあるのですね。久しぶりに島倉さんのB面に私が歌っている曲を聴いて気持ちを解きました。

 観客の皆さんも何時もより興奮と云うか熱気を感じました。曲目のせいもあるとは思いますが、秦野混声合唱団の実力も一段とUpしたと感じました。今回のプログラムに詩を載せずいかに難しい日本語を伝えるか、どのくらい伝わるか練習を重ねました。

私の友人、先輩、後輩の方々は楽屋まで訪ね「良かった!」と涙を流して下さいました。そして私が表現しようと思ったことが良く伝わっていたと自画自賛しております。

 この合唱団を指導し始めて後数年で40年、ご紹介下さった新沼先生、丹沢讃歌を作曲された加藤先生。今回の演奏を天国で聴かれて喜んでいらっしゃるとおもいます。

何時か加藤先生の師匠であられますカール・オルフの「カルミナブラーナ」を演奏出来たら幸せだなと思う今日この頃です。

 私は昭和の著名な音楽家、指揮者に接し出来た事を誇りに思い、これからも伝え続けて行きたいと思っております。

秦野混声合唱団の指揮することが出来、幸せに存じます。

指揮者 村上寛樹